こんにちは、しめじです。
突然ですが皆さん
万年筆に魅力や憧れはありませんか?
これまで13年以上文字を書いてきた僕ですが、使ってきたペンはシャーペン、ボールペン、硬筆ペン、筆ペンくらいのものでした。
しかし、当然僕にも
「万年筆」に憧れはあるわけです。
万年筆は一生使える筆記具としての機能や性能はもちろん、数多あるインクの中から好きな色のインクを選んで使えるという点においても魅力的なんですよね。
最近では「インク沼」と言われるインク収集癖にハマってしまう人も増えているみたいですね…!
でも、なかなか万年筆に手を出すのは気が引けてしまうし、もっと気軽に使えるペンはないかなと探していたときに見つけたのがカキモリのローラーボールペンでした。
カキモリのローラーボールペン

このペンの最も大きなポイントは、「万年筆のインクが使える」という点です。
クリアな軸なので中に入っているインクの色が一目で見れるのも使っていて楽しいのではないかと思い、今回購入してみました。
ちなみに、楽天やAmazonでの取り扱いはなく、カキモリのオンラインストアでのみ購入することができます。
KAKIMORI / INKSTAND ONLINE STORE
注文後、4日後くらいに届きました。
ペン先は0.5mmと0.7mmから選べる
ローラーボールペンのペン先は0.5mmと0.7mmの2種類から選ぶことができます。
それぞれの特徴は以下の通り。
0.5mm
- 手帳など細かい筆記向き
- キャップのロゴが黒
0.7mm
- インクの濃淡がよく出るため絵など描かれる方におすすめ
- キャップのロゴが白
僕は普段使いするペンとして使いたかったので、0.5mmを選びました。
ローラーボールペンの注意点
カキモリのローラーボールペンを使う上での注意点がいくつかあるので、購入前に確認しておきます。
- 基本的には1本に1色
- インクは付属していない
- インクが乾きやすい
色が混ざってしまうので、基本的に1本に1色がいいようです。
ペン先だけが売っているので、別途他の色を使いたい場合は使い分けるといいかもしれません。
また、初期状態ではインクは付属していないので、自分でインクを購入する必要があります。まあ、それが嬉しいところなんですけどね!
コンバーターが空の状態だったり、ペン先を上に向けて保存したりしていると乾きやすくなってしまうので注意が必要です。
今回買ったインク
「コンバーター」がついているので、早速インクも買ってみました。
彼女とお揃いでローラーボールペンを購入したので、一緒にインクを見に行ってきました。
インクもいろいろあって迷ったのですが、3色セットでお得に買えたこともあり、PILOTの色彩雫(いろしずく)にしました。

いい感じのパッケージに3色入って2,100円(税抜き)。

気になる買った色は…以下の3つです。
- 山栗(やまぐり)
- 稲穂(いなほ)
- 躑躅(つつじ)
僕は渋い色がよかったので稲穂を選び、彼女は普段使い用に山栗、手紙などのプライベート用に躑躅を選びました(1本に1色なので別途万年筆を追加購入していました)。
インク注入の儀
早速「稲穂」のインクを入れてみます。

コンバーターの先端をインクの瓶に入れ、クルクルと回すことでインクを吸い上げます。
空気が入らないように数回この作業を繰り返すといいそうです。
インクがコンバーターに注入できたら、早速差し込んでみます。

すると、グリップ部分が徐々にインクで満たされていくのがわかります。

軸とキャップと取り付けるとこんな感じです。

少し待つと、書けるようになりました。
カキモリのローラーボールペンの書き心地
第一印象は、「すごい、本当にインク出てる!」ということですね。笑
なんか、自分で買ってきて、自分で入れたインクが出てるのって不思議と嬉しい気分になります。
さて、実際書いてみた感想ですが、、

ふ、太い…
普段から細字のペンが好きで、実際愛用しているボールペンも0.4mmを好んで使っていたので、少し太くなるのはわかっていましたが、予想以上に太かったです。
小さめのノートや手帳に書く際には少し難しいかも、という印象ですが、逆に大きめの紙にささっと書く上ではとても滑りも良く書きやすい感じがしました。
ちなみにボールペンなのであまり立てて書く方はいないかと思いますが、実際に50°くらい寝かせて書くことが公式でも推奨されています。
実際に字を書いてみたモレスキンのノートは滲みやすいことで有名ですが、例に漏れずしっかりと滲みましたね。笑
それから僕が選んだPILOTの稲穂は、めちゃくちゃ綺麗で好きな色なんですが、白の紙に対しては少し色が薄いかな〜という印象です。
最後に

このペンと出会って、好きな万年筆のインクを気軽に使うことのできることにとても嬉しさを感じています。
僕のように万年筆を使うのには抵抗があるけどインク沼に興味がある、という方にはとてもラフに使うことができるボールペンかと思います。
宅配便などのサインに使うのもいいかもしれませんね!
KAKIMORI / INKSTAND ONLINE STORE