しめ字を覚える5ステップ
- しめ字の基礎を知る
- 平仮名をマスターする
- 行書の書き方を覚える
- 文章を書けるようになる
- 連綿を使えるようになる
しめ字を身につけるまでに、
僕は上記の5ステップでやってきました。
多少順序が入れ替わる時もありますが、
基本的にはこんな感じでやっていけば
僕の字を覚えることができます。
ステップ①しめ字の基礎を知る

まず、いきなり文字を書くのではなく
いったん僕の考え方や意識していること
について共有させてください。
これらの知識は独学で字を上達させる上で
僕が実際に取り組んできたことです。
この知識があることによって
今後字の練習をするときの
質を最大化することができます。
まずは読んでみてください。
僕が字を書く上で考えていること、
意識していることは以下の5点です。
行書にフォーカスする
手本を見つける
脳内イメージをもつ
徹底的に「パクる」
練習はマス目のある紙で
\詳しくはこちら/
ステップ②平仮名をマスターする

綺麗な文章を書くために
最も重要なことは、
平仮名をマスターすることです。
なぜなら、
平仮名はたった50音しかないのに
文章の8割を占めているからです。
僕の字を見て「行書かっこいい」と
思っていただき、
漢字のほうから手を付けるというのは
大変ありがたいことではありますが、
まずは平仮名から覚えましょう。
僕は24歳になるくらいまで、
10年以上の間、そんな超重要な平仮名を
練習せずきてしまいました。
そして、平仮名を練習するようになってから
確実に字が上達していきました。
これを読んでいただいている方には
遠回りして欲しくないので、
まず平仮名から覚えていって
欲しいと思っています。
ステップ③行書の書き方を覚える

平仮名をある程度覚えていったら、
今度は行書の漢字に取り組んでいきます。
といっても、
漢字1つひとつを解説していたら
膨大になってしまいます。
ただ、実は行書の漢字は
パターンさえ覚えてしまえば
結構使い回すことができます。
例えば「警」という文字を例にすると、
「敬」と「言」で分けることができます。
そのため「警」を単独で練習しなくても
「敬」と「言」がそれぞれ綺麗に
書けていれば組み合わせるだけで
それなりの「警」が書けるようになっています
(もちろん、ある程度バランスは見つつ)。
とはいえ、行書には
行書特有の書き方があります。
そこでここでは「行書特有の書き方」と
「使いまわせる形」の2つについて
紹介していきます。
<行書特有の書き方>
言偏
木偏
雨冠
さんずい
糸編
金偏
示(衣)偏
れっか(れんが)
門構え
酉偏
竹冠
あし
※リンクがついていないものは準備中です。
<使いまわせる形>
心
王
夂(なつあし)
良
口・日・田
木
里
貝
光
土
月
彡(さんづくり)
※リンクがついていないものは準備中です。
ステップ④文章を書けるようになる

平仮名と主要な漢字を覚えたら、
どんどん文章を書くようにしていきます。
単体で書けていた文字を
文章として書くようになると、
これまで通りに書けないことが結構あります。
僕が文章を書く上で
注意していることや意識していることは
以下の点です。
平仮名と漢字のバランス
小さく書く平仮名「と・の・る・め」
縦長に書く平仮名「し・す・そ・ら・り」
※リンクがついていないものは準備中です。
ステップ⑤連綿を使えるようになる
ここまでで、
行書+平仮名で文章が
書けるようになってきたと思います。
この次は「連綿」という技を使います。
これによって、一気に艶やかで
しなやかな印象のある文章になります。
「連綿」とは、
文字と文字をつなげて書くことで、
特に平仮名と平仮名をつなげて書きます。
連綿のつなげ方はいくつもありますが、
ここでは以下の9つだけ覚えていきます。
これだけでもわりといい感じに
連綿を使った文章が書けます。
ます
から
として
ある
より
めて
なる
なり
こと
※リンクがついていないものは準備中です。
しめ字の覚え方まとめ

僕の文字「しめ字」を覚えるまでの
5つのステップについて
お話しさせていただきました。
- しめ字の基礎を知る
- 平仮名をマスターする
- 行書の書き方を覚える
- 文章を書けるようになる
- 連綿を使えるようになる
この5つのステップを踏めば
僕程度の字であれば
誰でも書くことができます。
もちろん、僕の字は完成されておらず
まだまだ全然未熟なので、
あくまで1つの参考としてくださいね。
他の方の字からもたくさんインプットして、
ぜひいろいろな知識をつけてみてください。
微弱なりに、皆さんの字が美文字になる
お手伝いができればと思っています。
それではここから、
ステップ①「しめ字の基礎を知る」から
ステップ⑤「連綿を使えるようになる」までの
5ステップを詳しく見ていきましょう。
\まずはここから始めよう/