こんにちは、しめじです。
かねてから思っていました。自分にとって一番理想のボールペンはなんだろうかと。
硬筆をやっているとあんまりボールペンで字を書くことはないのですが、でも社会人にもなれば仕事でも普段の生活でも字を書くときに使うのってやっぱりボールペンですよね。
そこで今回、このブログを通して自分の理想のボールペンを探す連載を始めようと思います。プロローグとなる今回は、まずは僕の考える理想のボールペン像と今後の連載について書いていきたいと思います。
はじめに

万年筆やガラスペンなどは人気の筆記具で、こだわりを持っている方はたくさんいらっしゃるかと思います。でもボールペンって、普段一番使うであろう筆記具であるのに、あんまりこだわり持つことってなくないですか?
僕自身、高校まではもちろんですが、大学・大学院も基本的にはシャーペンで、ボールペンといえば安価な3色ペンとかを使っていました。
学生が終わって社会人になると、シャーペンを使う機会なんてほぼなくて、基本的にはボールペンになっていきますよね。サインを書いたり手紙を書いたり、そんなよくあるシーンで使われるのもボールペンかと思います。
とはいえ、今めちゃくちゃ書きやすいボールペンはあるんですよ。パイロットのHI-TEC-Coletoというペンなんですけど、大学院時代に同期におすすめされて書いた瞬間、僕の中でボールペンの概念が変わりました。
これは本当にめちゃくちゃおすすめなので、現時点でおすすめのボールペンを聞かれたら間違いなくこれを答えるかと思います。ちなみに0.4mmがおすすめです。
でもですよ。でもやっぱりフォルムがかっこいいとはいえないです。会社の営業で使ったりすることは少し躊躇してしまうレベルです。どんなに書きやすくても、やっぱり仕事でも使いたいのでせっかくならそれなりにフォルムやデザインにもこだわりたいものです。
そんな思いから、じゃあ数あるボールペンの中から自分の理想のボールペンを探そう、と思い立ち、この連載を始める運びとなりました。
僕の理想のボールペン

さて、改めて「理想のボールペン」の要素を考えてみたいと思います。
- 書き心地がいい
- 持った感じがいい
- 見た目がかっこいい
ざっとこんな感じでしょうか。1つずつ具体的な要素を深掘りします。
書き心地がいい

書き心地がいいって、一番大事ですよね。どんなに高級なペンであっても自分にとって書き心地がいいと感じるものでないと意味がありません。意外と100円のペンの方が書きやすかったりすることだってあります。
書き心地を決める大きな要素の1つに「インク」があるかと思います。大別すると「油性インク」と「水性インク」、そして「ゲルインク」があります。中でも現状で僕が好きなのは「ゲルインク」なんですよね。油性と水性のハイブリットみたいな感じで、でもヌラヌラ・サラサラ書くことができるんです。
冒頭で紹介したパイロットのHI-TEC-Coletoもゲルインクのボールペンです。僕はこれがきっかけでゲルインクボールペンが好きになりました。
水性インクのボールペンは使ったことがないですが、一番多いのは油性インクですよね。三菱鉛筆の「ジェットストリーム」が油性ボールペンの代表作かとは思いますが、個人的に油性インクって苦手なんですよね。笑
なんていうか、確かにサラサラ書くことができるのは大きなメリットなんですけど、そのせいで力を入れるときに流れてしまうというか、うまく力が入らないんですよね。
こんな理由から、理想のボールペンのインクとしては「ゲルインク」が使えるもの、という点が重要になってきそうです。
持ちやすい・握りやすい

ペンは書き心地ももちろんですが、持ったときの重さや重心、太さ、長さは結構重要だと思います。
僕が普段使っているボールペンはやはり安価なものが多いので基本的にはプラスチック製なのでちょっと軽すぎる感じはあるなあとずっと思っていました。一方でMONTBLANCやPARKERのような高級ボールペンに属すボールペンは金属が使われているので結構重さがあります。
また、太さも重要ですよね。僕も一応社会人なので少しはいいボールペンを、と思い、PARKERのボールペンを持っているんですけど、結構太いんですよね。まあ、そういうものだと思えばそうなんですけど、やはり太いペンは書きやすいかと言ったら書きにくい方になるかなあと思っています。
もちろん、一方で手帳用ペンのような激細ボールペンはもっと書きにくいので細ければ細いほどいいというものではないのですが、太いよりは細い方が好みです。
愛用している美文字筆ペンくらいの太さが結構理想な感じです。よって、美文字筆ペンくらいの太さで、かつある程度重量のあるペンが理想ですね。
見た目がかっこいい

最後は見た目ですね。僕は見栄っ張りなところもあるので、ある程度見た目も重視します。笑
できれば家で使うなどの普段使いはもちろん、仕事でも使いたいと思っているので、社会人として持っていても恥ずかしくないデザインのものがあれば嬉しいです。
高級ボールペンの中には大理石のような模様が入っているものや、派手な黄色やオレンジの軸のものがあったりしますが、僕は基本的にモノトーンのものが好きなので、色は「黒」「シルバー」を基調としている、もしくは「金」がいいかなと思っています。
あとは持ちやすさとのトレードオフにはなりそうですが、見た目のフォルムの美しさも評価ポイントとして入れていきたいと思っています。
現時点で好きなデザインのものは細身のフォルムでシンプルな洗練されたものが好きですね。
理想のボールペンまとめ

今回は連載のスタートに伴い、まずは現状の理想のボールペンについて具体的に事例を挙げて考えてきました。
まとめると以下のようなペンが僕の探す理想のボールペンであると考えます。

これからこの理想のボールペンに近しいボールペンを選定して、情報を照らし合わせながら僕の理想のボールペンを探して行けたらと思っています。
ぜひ、続報をお楽しみに。また次の記事でお会いしましょう。
今回は以上です。