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【硬筆】「達筆だね」は必ずしも嬉しくない?【美文字と達筆の違い】

実は僕、「達筆だね」と言っていただく機会がわりとあるのですが「ありがとうございます」と言いつつ「(達筆かあ〜)」と心の中では思ってしまっています(素直に喜べ)。

というのも、僕の中ではいわゆる『美文字』と『達筆』は似ている表現のようで結構違うんじゃないか?と考えているからです。

もちろん、どちらがいい悪いということを言いたいのではありません!

ただ、僕が目指していく字が「美文字」と「達筆」とで異なっているので、今回はその点を共有させていただければと思っています。

<本記事の内容>

  1. 美文字と達筆の違い
  2. 美文字とは?
  3. 達筆とは?
  4. 美文字と達筆の違いまとめ

美文字と達筆の違い

綺麗な字を褒めるときに、よく使われる言葉として「美文字」と「達筆」という表現があると思います。

この2つは、似ているようで実は結構違うんじゃないか?というのが、今回のお話の内容になります。

もちろん、褒めている側はそんな意識ないと思うので悪意があるとは全く思っていないですよ!

あくまでこの意見は僕の完全なる主観であり、辞書等に載っている概念ではないのでご了承いただければと思います。

美文字と達筆の違い
美文字 達筆
形(型)が整っている 美しいというより芸術
落ち着いた雰囲気 迫力・勢いが亜る
女性らしい 男性らしい

そして僕は『美文字』を目指しています。

美文字とは?

僕が思う『美文字』とは、以下の3点が特徴なのかと思っています。

  1. 形(型)が整っている
  2. 落ち着いた雰囲気
  3. 女性らしい

形(型)が整っている

美文字の特徴としてまず第一に、「形(型)が整っている」という点です。

例えば、線と線の均一な間隔だったり、左右の開き、縦線の長さ、部首の大きさなどです。

要は、バランス重視型ですね。

ミリ単位で角度やハネ、交点などを書いていくので綺麗な字に見えると思います。

落ち着いた雰囲気

美文字の特徴の2つ目に、「落ち着いた雰囲気」を挙げました。

パッと見たときに、決して存在感があるわけでも迫力があるわけでもないかもしれませんが、とても整然とした印象を感じる字です。

僕は字には表情があると思っているのですが(わかりますかね?笑)、美文字は伏し目がちな表情をしていることが多いです。

こうした字は落ち着いた雰囲気を与え、「綺麗で美しい字だ」という印象を感じると思います。

女性らしい

美文字の特徴の3つ目は、「女性らしい」という点です。完全なイメージですが、柔らかい字という感じでしょうか。

でも実際、多くの場面で柔らかい字を書かれるのは女性が多いように思います。

男性で僕の好きな字を書かれる方は結構少なくて、なぜそういった違いがあるのかな?といつも不思議ではあります。

そもそも字が綺麗な男性が女性と比べて絶対的に少ないのかもしれないですね。笑

達筆とは?

一方、達筆の特徴は美文字の逆と言っていいのかもしれません。3つ挙げたいと思います。

  1. 迫力・勢いがある
  2. 美しいというより「芸術」
  3. 男性らしい

迫力・勢いがある

達筆の特徴として代表的なものが「迫力・勢いがある」という点だと思います。

「ハネ」、「はらい」、「止め」などの勢いがすごいです。

この字は落ち着いた雰囲気とは逆ですが、「元気で活発」という印象を与えるので、この方が好きという方も多いのだと思います。

なぜか、野球部の男子によく見られる字ですね。笑

美しいというより「芸術」

達筆の特徴2つ目は「美しいというより『芸術』」という点です。

特に書道家さんに多いように思いますが、その一文字だけで心を動かすような文字ですから、美しさより「芸術」に重きを置いているように思います。

例えば、美文字の方ではミリ単位で角度や間隔を計算していますが、こちらは必ずしもそうではないですよね。

ハネを異様なまでに大きくしたり、払いをすごく長くしたり、こうした字は美しいというよりはやり「芸術」です。

僕には書けない字なので、かっこいいなと思っています。

男性らしい

達筆の特徴3つ目は「男性らしい」という点です。

柔らかさというよりも「ゴツゴツ」していたり「鋭さ」を感じたりする感じがします。

これは男性に多い字で、書道家や書道経験者以外の女性ではあまり見ない字です。

あ、ちなみに僕、中学生の頃に学年全員の分の字を暗記してどの字が誰の字というのがわかるようになっていました。笑

なので、結構字の男女差みたいなところはすごく感じています。

美文字と達筆の違いまとめ

ここまで僕が考える『美文字』と『達筆』の違いについてお話ししてきました。

ここからは、僕が考える「文字」に対する考え方をお伝えしようと思います。

結論、僕は「誰が読んでも読める美しい文字」という字が理想だと考えています。

なぜなら、結局はどんなに素晴らしい表現で文字を書いても、それを読むことができなかったら意味がないと思うからです。

というのも、達筆の方の文章というのは「達筆すぎて読めない」ということもあります。

これは褒め言葉なのかどうなのかわかりませんが、僕はそれではあまり意味がないと思います。

文章は読み手がいて成立するので、読み手が読めないと文章として成立しません。

ですので、僕は「誰が読んでも読める美しい文字」という文字を目指しています。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。

このサイトでは、こうした僕の「文字」に対する想いだったり、字の書き方や独学方法などを発信しています。

また気になった方はぜひ遊びに来てください。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

 

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